ペットの供養に見る日本人のやさしさはパウロの教えにかなっている?

天寿を全う

13年の天寿を全うしたウサギ

13年の天寿を全うしたウサギ

今朝出勤後の第一報は訃報だった。13年の天寿を全うしたウサギさんのこと。小屋から職員室に緊急入院させて手厚く看病した甲斐もなく逝ってしまった。白内障とかで目は白く濁りほとんど見えない状態でもエサ台に上がってニンジンをほおばっていたのが痛ましかった。昨日夕方のぞいてみると、目を閉じ、かなり早い息遣いに心が痛んだ。「やはり」という思いはぬぐえない。先生たちの手で園庭の奥に手厚く葬られた。ウサギの寿命は10年といわれるらしいので長生きしたことになる。子供たちが悲しむに違いない。

全て復活する?

タイのウナギもおいしかった

タイのウナギもおいしかった

ふと浮かんだのが、「被造物は、神の子たちの現れるのを節に待ち望んでいます。ロマ書8.19」というみことばだ。「神の子たちの現れるのを」というのは、キリストのように復活するという意味で、人間以外の被造物も人間同様その復活をまちのぞんでいるということになる。ずいぶん前のことになるが、あるイタリア人の宣教師と一緒に食事をした時食べている魚を見ながら、「この魚も復活するんですね」と言って笑ったことがある。あの13年生きたウサギも復活する?サカナにウナギ、小鳥ににわとり、ウサギにキツネ、猫に愛犬、とにかく、ありとあらゆる被造物が生気を取り戻して地に満ちる。

天地再創造

各自が植えたチューリップも早くも発芽

各自が植えたチューリップも早くも発芽

こんな風に考えると、天国が一気に色彩を帯びて、天地創造の記事でほうふつとする天地にあらゆる生き物が満ちていく様子が生き生きと再現されていくようで心楽しくなるが、「人間以外の生物は死んだら無に帰する」というスコラ哲学の授業が立ちはだかった。年末、タイの田舎で、豚の丸焼きをすることになった。「かわいそうだから、僕は見ない」と言ったら、「神様は、人間のために造ったのだから全然大丈夫」(ワット神父)となる。そうなると、神様は、人間がこよなく愛するペット類も造りっぱなしで、使い捨てされるままにされることになり非情感はぬぐえない。だから、お寺さんが、代わりに、ペットの供養を引き受けることになる?ともあれ、動物も含め自然の一部として大切に扱われる権利があることに変わりはない。

Bさん奮闘

横割りの時間、11℃の寒空のもと跳び箱に挑戦。体育発表会に向けての特訓。