聖劇前の感謝祭、宜にかなってふさわしい。「いいね!」しよう。

朝のお集まり

オシゴトの後、10:00、先生を中心に輪を作り正座してお集まり。まずは、先生やお友達に大きな声であいさつ。点呼があり、お知らせもあるようだった。そのあとはお祈り。「神様、今日も一日宵子でありますようにお守りください。」聖歌を1小節だけ歌った。聞いててつくづく思う。正真正銘の神様の子供たち。

小さなサンタ

クラスごとに集めた献金の搬入

クラスごとに集めた献金の搬入

子供たちにとって、クリスマスといえばサンタクロース。「クリスマスはプレゼントを貰うとき」という発想に掉さすかのように、子供たちは今日クラスごとに感謝祭と称して、お御堂の馬小屋の前に集まった。世界中の恵まれないお友達のためにこれまでに集めた献金を幼子にささげた。「小さなサンタさんになる。」お祈りの後、クラスごとに集めた献金をお御堂に運んだ。

神様が立ち止まる

神さまいつもありがとうございます。

神さまいつもありがとうございます。

こうして、子供たちは小さいころから、誰かのために生きることを具体的に学ぶ。本当の福祉の始まりだ。「福」神にささげるお神酒が十分ある。「祉」神様が立ち止まる。愛の原点がここにある。お金をばらまくのが福祉ではない。それぞれの必要が満たされてみんながハッピーになる。そんな理想を実現するために政治がある。そんな心が育つために子供たちに奉仕するのが幼稚園。だから、「世界で一番素晴らしい職業は幼稚園の先生。」なのになり手が少なく今年の応募者ゼロ。つい本音。

立ち止まる愛

私たちも神様の前に立ち止まる

私たちも神様の前に立ち止まる

大きい子が小さい子の世話にあたる。誰かの必要が満たされるために手を貸そうと立ち止まる。子供たちは労をいとわずに懸命に手を貸す。こうして、小さい子は大きくなったら同じことをほかの子にするようになる。立ち止まる愛の連鎖。「ありがとう。」「どういたしまして。」イエスが説かれた神の国が子供たちの中では実現している。愛される体験なしに誰かを愛することはできない。もうすぐクリスマス。