2日後に迫った卒園式の総練習、子どもたちには本番さながら緊張の連続

成長の証

卒園記念に植えたチューリップ

卒園記念に植えたチューリップ

モンテの幼稚園では、登園から9時半まではクラスでのおシゴトが最優先。その後は横割り活動。体育に音楽、制作に茶道など。今日は、年少さん以外は卒園式の練習。それまでは普段通り。もうすぐ1年生になる子どもたちも手を抜くことなく、朝の日課である園庭、「マリア様おはようございます。今日も1日お守りください。アーメン」と高らかに祈ってクラスに向かう。祈りのない学校生活は子どもたちにとって違和感があるに違いない。それも、そのうち当たり前になってしまうのかもしれない。それでも、悩み多い思春期にマリア様へのお祈りを思い出してくれることを祈りたい。10時から卒園式総練習。物音ひとつ立てずに1時間余りも静かに座ることができたBさんはさすが。それにもまして、これまた静かに特別クラスで過ごすことができたCさんたちも立派。時と場所をわきまえて自分をコントロールできるのは成長の証。

赤は女の子用、青は男の子用

赤は女の子用、青は男の子用

園長先生の大サービス

とにかくボールを追っかけるのが大好き

とにかくボールを追っかけるのが大好き

今日の外遊びは疲れた。「園長先生サッカーしよう。」「ああいいね!」「園長先生鬼ごっこしよう。」「えー、今…まいいか。やろうやろう。」ボウルの奪い合いで大混乱の中、園長先生のオニにこれまた大騒ぎ。二組の大混乱に園庭はもはやカオス。合間にボウルを蹴ったりと奮闘中の園長先生に三つ目のオファーがきた。「ね、ね、園園長先生、だるまさんが転んだしよう!」「ヤレ、ヤレ…」総練習が早めに終わったものだから外遊びはいつもの倍。「園長先生動いた!」「00君も動いた!」まもなく「動いた!動かなかった!」で混乱に拍車がかかった。そのスキにそっと身を引いて職員室に退避。「遊び収めをしてきた。」「まだ、明日もありますよ。」ああ、無情!

元気な歌声